INTERVIEW

クルマづくりもシステム構築も
すべては誰かの幸せにつながっている

SACHIHO
SHINMURA

新村 幸穂

サービス運営

システムインテグレーター

外国部学部 外国語学科 卒業

[拠点:浜松本社]

IT部門で案件管理に携わった経験から、プロジェクトマネジメントのスキルを高めたくてコネクテッドセンターへ異動しました。異動の1年目は先輩社員に付いてプロジェクトの立案から管理手法までを学び、2年目からプロジェクトマネジメントを担っています。

「つながるクルマ」に欠かせないシステムの保守・運用体制を構築するのが私の役割。業務に精通し、全体を見通す力が必要ですし、社外の方も巻き込んでいるので気が抜けません。

ハンドリングに四苦八苦しながらも今の業務にやりがいを感じられるのは、スズキが社員の志を大切にしてくれる会社だから。やりたいことが明確にある人や目標がある人には協力的な風土です。

私の仕事の根幹は、よりたくさんの人を幸せにすること。コネクテッドサービスも、カーライフの安全と豊かさを通じてお客様の幸せを追求するサービスです。このサービスの進化とともに、私もより多くの人の幸せを創り出せる自分へと成長していきたいと思います。

PROFILE
  • 2012

    スズキ入社。ITシステム部に配属。

  • 2020

    コネクテッドセンターに異動。
    コネクテッドシステムの保守・運用体制の構築を担当。

  • コネクテッドカーを支えるITシステムの基盤を築く

    私が担当している主な業務は、コネクテッドシステム全体の保守・運用に関する体制や業務の構築です。

    コネクテッドサービスが始まると、クルマはつねにインターネットに接続された状態になります。その運用を支えるITシステムが24時間365日、安定稼働する体制を作らなければいけません。コネクテッドシステムの仕組みは複雑で、実現に向けて多くのパートナーとの連携が必要です。私は、それらのコネクテッドシステムを統括し、保守・運用、メンテナンスできる体制を考えています。

  • “その人”を見て、聴いて、理解したい

    人の多様性に触れるのが好きで、高校は国際関係のコースを選択。帰国子女をはじめ多様な価値観をもった人が集まり、お互いを尊重しあう雰囲気が好きでした。大学では、インドの公用語であるヒンディー語を専攻。様々なバックグラウンドで育った人たちと出会い、刺激をもらう日々でした。

    人の価値観を知ることは好きですが、自己主張はちょっぴり苦手です。そんな理由と、何か新しいことに取り組んでみたいという思いから、海外営業ではなくIT部門への配属を希望しました。IT部門ではシステムの保守・運用がメインの仕事で、文系の人でも始められたからです。

    システムのユーザーには海外拠点の社員も多く、システム導入や使い方のサポート、問い合わせ対応も多く発生します。私もインド、インドネシア、タイなどのシステムを担当する中で、相手に理解してもらえるように熱意をもって伝える重要性を学びました。内容を単語レベルに噛み砕いてメールする。同じ作業画面を見ながら、一つひとつの手順に対して理解を得る。相手の状況を把握しながら話すのも大切です。

  • 人々の生活を豊かにできるという期待

    浜松出身ということもあり、スズキは身近に感じられる企業でした。さらには、私が学生時代に触れていたインドにも早くから着目し、市場を開拓してきた企業でもあります。その独自性に関心を持ちました。

    またスズキが作っているのは高級車ではなく、お客様がお求めやすく、生活の足になるような製品です。身近なメーカーであることに親近感を感じました。

    というのも、お客様の生活や体験を豊かにしていく仕事に携わりたかったからです。世の中に豊かさを広めるには、目に見えて提供する形があることも重要視していました。お客様と向き合い、より良い商品を作り続ける。モノづくりに対するそんな志もスズキにはあります。スズキなら人々を豊かにする仕事ができると考え、入社を決めました。

  • 次なるステップアップを求めての異動

    プロジェクトマネジメント力を高めたくて、コネクテッドセンターへの異動を希望しました。IT部門で案件を取り纏めていたときに、プロジェクトを上手に管理できるようになりたいと感じたからです。コネクテッドセンターでは、様々な案件が企画され進行しています。プロジェクトマネジメントを学ぶのに最適な部署だと思いました。

    そのチャンスがやってきたのは、異動して2年目のこと。現業であるコネクテッドシステムのグローバル基盤を構築するプロジェクトを任せてもらいました。ITだけでなく業務の知識も持っていなければいけません。その上で指針を明確にし、メンバーにきちんと伝えることが何よりも大切で、そもそも私自身が腹落ちしていなければ相手にも伝わらないのです。その難しさとやりがいの両方を感じながら、プロジェクトを動かしています。

  • よりたくさんの人を幸せにできる私に

    私には「関わる人たちを幸せにしたい」という想いが根幹にあります。身の回りの範囲で言うと、一緒に仕事をしてくれる人たちが幸せに働ける環境を作りたいですね。そのためにも、プロジェクトマネジメントのスキルを高めること。プロジェクトマネジメントは、全体の交通整理をする役割です。そのスキルが高いほど、無駄な工数や作業負担を省け、チームの皆さんが本当にやりたいことに注力できると思うので。

    対外的なところでは、コネクテッドサービスに関わるお客様の生活がより豊かになるように、サービスの改良を続けていきたいと思います。私たちのサービスは、次の世代、そのまた次の世代、と進化し続けるサービスです。お客様へさらなる価値を提供していけるように、私自身も成長を続けていけたらと思います。

    ※部署名、内容はインタビュー当時のものです。