USE CASE

  • SUZUKI FLEET

    医療法人なぎさ会

    SUZUKI FLEETで電話工数を削減した医療法人なぎさ会様の事例

     

     

    大阪府の泉南地域で複数のクリニック・介護施設を運営する医療法人なぎさ会様は、公共交通機関の少ない同地域において、積極的に患者様の個別送迎を行っています。アルコールチェック義務化開始を契機に、より患者様の送迎を効率的かつ安全に行いたいと考え、SUZUKI FLEETを導入。管理者・ドライバーともに「効率アップを実感」したポイントは何か、事務長の川口 武範様に詳しくお伺いしました。

     

     

    医療法人なぎさ会 様
    業種:医療・介護
    管理車両台数:23台
    事業内容:医療サービス・介護施設

     

     

    地域に根ざした医療と介護を提供

     

    なぎさ会様の事業内容と車両の使用用途を教えてください。

     

    なぎさ会グループは地域密着型の医療法人です。泉南・阪南・岬町にクリニックを設け、幅広い医療・介護サービスを提供しています。3ヶ所あるクリニックは全てが多科目の総合クリニックで、介護サービスはケアハウス、デイケア、訪問リハビリ、グループホームなどを展開しています。診療所は有床診療所として機能しており、入院も可能です。

    車両は主に患者様の送迎に使用しています。交通の便が良くない地域のため移動には主にタクシーを使う方が多いのですが、毎回タクシー移動をしていただくのは患者様の負担となってしまいますし、地域に寄り添う医療法人として皆様のお役に立ちたいという気持ちから、サービスでドアtoドアの個別送迎を行っています。

     

    雇用形態が変われば運用も合わせて変える

     

    SUZUKI FLEETを導入いただいた背景や理由は何でしょうか?

     

    検討を始めたきっかけは、白ナンバー事業者におけるアルコールチェックの義務化です。アルコールチェックの業務効率化と併せて、より患者様の送迎を効率的かつ安全に行うために、車両の動きを可視化するシステムがあれば良いなと考えていました。

     

     

    導入前はどのように車両管理をされていたのでしょうか?

     

    従来はアナログな方法でした。車両・ドライバーの動きを確認するために、ドライバーに直接電話で連絡したり、紙ベースの管理表で現在どのあたりにいるかの見当をつけたりしていました。しかし、利用所の増加、スタッフの増加や雇用形態の変化により、配車・運行管理が難しくなるのを感じていたのです。

    以前はドライバーも少なかったので、確認の負担も大きくなかったのですが、今はドライバーの増加とともに、より多くのドライバーに連絡をとらなければいけないケースも増えてしまい…。そもそも電話自体、ハンズフリーであったとしても、危険がないとは言えません。位置情報を可視化することでドライバーへの電話が不要になるなら、それが一番です。

     

    デジタル化で事務員もドライバーも業務効率アップを実感

     

    普段使用されているSUZUKI FLEETの機能を教えてください。

     

    まずは、リアルタイム機能です。3ヶ所あるクリニック全ての稼働車両を一覧で確認できるため、連携がスムーズになり、臨機応変に対応依頼や他拠点への応援要請ができるようになりました。

     

    アナログ管理の場合、患者様からの依頼に対応する事務員の負担は大きなものでした。まず患者様の住所を探し、次に車両位置と送迎可否の確認のためドライバー一人ひとりに電話。そして到着時間を患者様に連絡、と相当な時間がかかります。さらに、走行中の電話やメッセージは危険なため、連絡をする側も非常に気を遣うのです。SUZUKI FLEETでは位置情報に加え、停車中か否かも見ることができるため、おかげさまで患者様からの急な依頼を受けたときにも、以前より効率的かつ少ない負担で対応することが可能になりました。送迎の電話対応に事務員1名がかかり切りになっていた状態も解消されました。

     

    他には、アルコールチェック機能も使用しています。SUZUKI FLEETを利用し始めて、ドライバーの業務効率が改善したと実感しています。スマートフォンで業務前と後に登録するだけなので、手書きだったころは10分かかっていた記録作業が、2〜3分で完了するようになりました。

     

    SUZUKI FLEETおすすめのポイントはありますか?

     

    可視化と一元管理の両方が実現できる点です。車両の位置情報に加え、車検やオイル交換、走行距離の情報も全て管理できるのがポイントです。車検証の一覧を作成し、確認の度に車検証を取り出したり、各車両の稼働状況を知りたいときにオドメーターを見たりする手間がなく、いつでも簡単に確認ができます。

    さらに、リマインダー機能でメール通知してくれるので、各種点検、期限間近に車検に気がつくということもなくなりました。

     

    「患者様第一」を今以上に

     

    最後に、今後の展望などありましたらお話しください。

     

    安全運転指導に関する機能を活用し、皆様の安全をさらに促進できるよう取り組んでいきたいと考えています。どのような方でも安全・安心・利用しやすい運行を実現させ、リラックスした状態でクリニックに到着できる「患者様を第一に考える医療を」という言葉に見合う事業活動をしていきたいです。

     

    地域に寄り添うお気持ちをひしひしと感じました。本日はありがとうございました。